日本を代表する工芸として、永い歴史をもつ漆芸。日本伝統漆芸展は日本伝統工芸展の漆芸部会展として、伝統の継承とその練磨、現代への応用を目指して開かれています。第38回となる今回は、東京・輪島・高松・広島・熊本の5会場を巡回し、受賞作8点を含む入選作品全87点を展示いたします。
重鎮から新進まで漆工芸への飽くなき挑戦がうかがわれる本展覧会は、後継者育成に大きな貢献を果たしています。各地の伝統が育んだ地域性をも展望することができるまたとない機会です。磨き抜かれた技と美への探究を、どうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。
【第38回日本伝統漆芸展 列品解説 オンライン配信】
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会場での列品解説は中止し、事前収録した展示作品の解説動画を期間限定でオンライン配信いたします。動画のアドレスへのリンクは1月30日以降、このページに順次掲載いたします。
日 程 第1回 大角裕二氏(鑑査委員) 1月31日(日)午後1時30分公開
第2回 山岸一男氏(重要無形文化財保持者) 2月7日(日)午後1時30分公開
第3回 西 勝廣氏(特待者) 2月14日(日)午後1時30分公開
*いずれも翌週日曜日 午後1時30分まで 1週間視聴可能
*公開期間は終了しました。ご視聴ありがとうございました。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第38回日本伝統漆芸展 開会式は中止となりました。