日本を代表する工芸として、永い歴史をもつ漆芸。日本伝統漆芸展は日本伝統工芸展の漆芸部会展として、伝統の継承とその練磨、現代への応用を目指して開かれています。第37回となる今回は、東京・輪島・高松・広島の4会場を巡回し、受賞作7点を含む入選作品全89点を展示いたします。
重鎮から新進まで漆工芸への飽くなき挑戦がうかがわれる本展覧会は、後継者育成に大きな貢献を果たしています。各地の伝統が育んだ地域性をも展望することができるまたとない機会です。磨き抜かれた技と美への探究を、どうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。
同時開催「輪島塗の歴史と文化」(展示室3)
列品解説のご案内
会期中、下記出品者による展示作品の解説を行います。
いずれも13:30から *要入館券
2月 2日(日) 大角裕二氏(日本工芸会正会員)
2月 9日(日) 林 暁氏(審査・鑑査委員)
2月16日(日) 西 勝廣氏(鑑査委員)
2月23日(日・祝)内島一郎氏(日本工芸会正会員)